わが国は、全国的に成熟した社会と核家族化により、地域に対する無関心層が増加し、相互扶助の精神は徐々に薄れてくるに至っています。その結果、今まで犯罪抑止に大きな力を発揮していた地域連帯意識が急速に低下し、犯罪の発生する背景が増大しています。 長年にわたり世界がうらやむ治安水準を維持してきましたが、今や、犯罪発生も欧米の水準に近づきつつあり、近年の刑法犯の認知件数は昭和期の約2倍の水準に達し、街頭犯罪・侵入犯罪や来日外国人犯罪も増加するなど、人々はますます犯罪被害の不安をより身近に感じるようになっています。これからは、自己責任の下で自らの身を守る必要性が高まってきます。実際に一流企業の経営者や政治家、芸能人が要人警護を雇うケースが増えています。このような環境において、残念ながら日本では、まだ、警護人材を育成する専門機関がないためそのサービスは世界に比べて低い水準にあります。 アメリカ、ヨーロッパの一流企業の経営者にとって、警護プロフェッショナルとは、単に体を張って守るだけの存在でなく、経営のアドバイスや経営者の健康管理まで徹底した役割を果たすパートナーなのです。 本学院では、日本で初めてセキュリティーサイエンス(警護学)という学問をベースとして、理論と実践を兼ね備えた教育環境の下、警護プロフェッショナル人材の育成を目指しています。単なる専門知識と高いテクニックにとどまることなく、警護・経営・医療の三位一体のカリキュラムと海外大学との提携プログラムによって幅広い分野で活躍できるグローバルな人材を育成していきます。 みなさんが2年間のカリキュラムを経て、一流の警護精鋭へと成長し、経営者、政治家、芸能人、その他VIPの真のパートナーとして世界で活躍してくれることを期待しております。
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